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9月18日から入場予約受付開始 横浜・2027年国際園芸博覧会

イタリアパビリオンの概要を説明するイタリアのマリオ・アンドレア・ヴァッターニ駐日大使

 2027年3月19日から9月26日まで横浜市で開かれる「2027年国際園芸博覧会」の開催半年前イベントが9月15日、東京都内で開かれ、同博覧会協会の筒井義信会長(経団連会長)ら関係者が来場を呼び掛けるとともに、会期中に見ごろを迎える花の種類、出展内容の一部、また9月18日から入場予約の受け付けを開始することなどを発表した。

 筒井会長は「この博覧会は、単に花と緑を楽しむだけのものではなく、自然の力を通じて、人と人、人と自然、人と地球との新たなつながりを育み、持続可能で心豊かな未来の姿を発信する場として開催します。(気候変動や生物多様性の損失など)世界のさまざまな課題に直面する今だからこそ、博覧会を通じて未来への希望を共有したい」と述べ、多くの人の来場を呼び掛けた。

 また9月18日から入場日時の予約(3回まで変更可能)の受け付けを開始することも明らかにした。併せて横浜市の平原敏英副市長と共に、大阪・関西万博の「大屋根リング」の木材を再利用して制作した木片型特別入場チケット(通期パス)「RING PASS(リングパス)」の購入申し込みを9月18~30日、特設サイトで受け付けると発表。このリングパスは、開催地の横浜市がこの博覧会の理念の一つである「サーキュラー」(循環)の取り組みの一環として企画。縦15センチ、横10センチで販売数は2027枚、価格は5万円(通期パス料金含む)。

 

「RING PASS(リングパス)」の発売を発表した国際園芸博覧会協会の筒井義信会長(右)と横浜市の平原敏英副市長=東京都千代田区、2026年9月15日

 

 横浜市の平原副市長は「大阪・関西万博から受け継いだ木材を再利用したこのチケットを手に取った方が持続可能な未来社会を考えるきっかけにしていただければ」と話した。筒井会長は「それぞれの(リングパスの)木目模様は世界に一つにしかなく永久に保存ができる。特別な記念になると思います」と述べた。

 国際園芸博覧会協会の石垣和子広報・報道部長は、展示施設の一部内容などを発表。テーマ館、園芸文化館、屋内出展施設の愛称がそれぞれ順に「ねっこ」「いろはにわ」「はなめぐり」に決まったことを明らかにしたほか、エドヒガン(見ごろ開幕時)やハナモモ(同3~4月)、エビネ(同5~6月)、ケイトウ(同7~9月)など32種類の花の見ごろの時期を紹介。70を超える海外の国・地域・団体の一部出展内容も説明した。

江戸時代の植木店を模した展示を予定している園芸文化館「いろはにわ」のイメージ図

 

 このうち出展を予定しているイタリアのマリオ・アンドレア・ヴァッターニ駐日大使は乾草、わら、小麦をイメージしたイタリアパビリオンの概要を説明

 「20世紀初めイタリアの小麦は、日本の小麦の品種との交配で、病気に耐える強い小麦になりました。(イタリアパビリオンの背景には)このような日伊の(友好)関係を象徴する美しい物語があります。またサーキュラーエコノミー(循環経済)にも取り組み、今回のイタリアパビリオンには、大阪・関西万博のイタリア館にあった“屋上ガーデン”を再利用します」と述べた。

2027年国際園芸博覧会への期待を述べる榊原郁恵さん(左)

 

 榊原郁恵さんら博覧会のスペシャルサポーターを務める芸能人ら8人も登壇し、各自が注目する博覧会への期待などを報告した。

 13年間、野菜作りをした榊原さんは「野菜作りは奥深いです。ほったらかしても駄目だし、水をやりすぎると根性のない野菜になります。子育てしているような気付き、学びがありました。実がなった時のありがたさや感動は感謝の気持ちを育てます。季節は実りの秋、食欲の秋が好きです。このような農と食のつながり、食と自然とのつながりを(博覧会の展示を通じて)多くの人に感じてもらいたい」と話した。

  • イタリアパビリオンの概要を説明するイタリアのマリオ・アンドレア・ヴァッターニ駐日大使

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