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第4回World Lemon Industry Development Conferenceが中国の安岳で開催

AsiaNet 100414(1363)

【安岳(中国)2023年10月18日新華社=共同通信JBN】安岳県人民政府が主催する第4回World Lemon Industry Development Conference(世界レモン産業発展大会)が10月18日、四川省安岳県で開催されました。「ブランディングとマーケティング」のテーマを中心としたこの会議には、アルゼンチン、イタリア、中国から専門家や教授を含む200人以上の人々、JD Logistics、Budweiser Beer、Mixue Bingcheng(MXBC)など40社以上の企業が安岳に集まりました。このイベントでは、Budweiser Beer Anyue Lime Base Projectやロシアの20,000-ton Lemon Procurement Project(2万トンのレモン調達プロジェクト)を含む7件のプロジェクトが契約されました。

イベント当日Lemon Industry Chain International (Technology) Cooperation and Exchange Conference(レモン産業チェーン国際(技術)協力・交流会議)およびLemon Branding Sharing Conference & Investment Promotion Conference(レモン・ブランディング共有会議・投資促進会議)が連続して開催され、対面での経験交換、国際協力、経済・貿易交渉のための専門的なプラットフォームを参加者に提供しました。国内外の専門家、学者、企業代表者がレモンの薬理効果、貯蔵、加工、ブランディングに関する経験、およびレモン産業チェーン全体の統合的開発を進めるための道筋について議論し、共有しました。

中国四川省資陽市に位置する安岳県は世界5大レモン産地の1つであり「中国レモンのふるさと」として知られる中国唯一の商業用レモン生産拠点です。1920年代にレモンが伝来して以来、約1世紀の栽培を経て、安岳は質の高いユーレカ種の安岳レモンを開発しました。温暖湿潤な生態学的気候と高品質の土壌条件により、安岳レモンはクエン酸、ビタミンC、抗酸化物質などの栄養素が豊富で、他の品種よりも優れています。そのため、生食に向いているだけでなく、加工にも理想的な品種で、安岳は高品質レモンの栽培に最適な地域となりました。

ハイテク、科学的植え付け、インテリジェント管理によって力を付けた安岳レモンの収穫量は、1畝当たり3000斤から5000斤に増加し、ロシア、シンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)など38カ国・地域へ輸出され、輸出量は毎年増えています。Anyue Lemon Industry Development Center(安岳レモン産業発展センター)のTian Jinghua所長によると「安岳レモンの収穫量と品質は2023年に大幅に向上し、国内外の市場が好ましい成長傾向を示しています。Zhongan Group Puyuan Agricultureによって代表される大手企業は、国内外で継続的に市場を拡大し、自主輸出が新たな躍進を成し遂げると見られています」とのことです。

10月から12月まで、安岳はLemon Food Carnival(レモン食品祭り)やAnyue Lemon Branding & Marketing Session(安岳レモン・ブランディング&マーケティングセッション)などさまざまなイベントも実施し、「安岳レモン」のブランド認知度と影響力のさらなる向上を目指します。

ソース:Anyue County People’s Government

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