中央労働災害防止協会（中災防、東京都港区）は、今年度の「全国労働衛生週間」のポスターのモデルとして、17歳の若手俳優、池端杏慈（いけはた・あんじ）さんを起用した。  

　「全国労働衛生週間」は、働く人の健康の確保・増進を図り、快適に働くことができる職場づくりに取り組む全国運動で、1950年から毎年実施している。 

　ポスターは10月上旬まで440円（税込み）で販売し、同週間の準備期間となる9月1～30日と、期間中の10月1～7日、全国の職場や工場、関係団体に掲示される。 

　池端さんは働く人に向けて「毎日、お仕事お疲れさまです。お仕事が終わったら、おいしいご飯を食べて、あたたかいお風呂にゆっくり漬かって、疲れを癒やしてください。私も皆さんの安全と健康を応援しています」とのコメントを寄せた。 

　中災防の定期刊行物「安全衛生のひろば」とホームページで池端杏慈さんのインタビュー記事や応援メッセージ動画を掲載している。 

　池端さんを起用した、安全で健康な職場づくりと生産性の向上を目指す4S（整理、整頓、清掃、清潔）活動を呼びかける安全衛生ポスターも12月下旬まで440円（同）で販売している。