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コミー製ミラーを韓国LCC・ジンエアーに設置 手荷物収納棚の忘れ物確認が容易に

「ジンエアー B737-800」

 

 ミラー製造のコミー(埼玉県川口市)は、韓国の格安航空会社(LCC)ジンエアーが保有する航空機22機の機内手荷物収納棚にコミー製のミラーを設置した、と発表した。

 ジンエアーは大韓航空系列で、コミーは大韓航空にもミラーを導入した実績がある。これまでジンエアーの手荷物収納棚にはミラーがなかったため、搭乗者や客室乗務員は忘れ物を確認するためにシートの座面や、肘掛けに足を乗せて棚の底面を確認していたという。設備が破損したり、利用者が転倒したりする危険性があることから、利用者が床に立ったまま棚の底面を確認することができるよう、ミラーを設置することにした。通路での滞留も起こらず、スムーズに降りることができるようになる。

 設置したのは、ボーイング737シリーズ18機、777型4機で、今後新たに導入する機体にも設置が計画されているという。

 2008年1月に設立されたジンエアーは、11年7月にソウルー札幌(新千歳)線が就航し、現在は日本の主要空港からソウル、釜山へ運航している。今年5月から宮古島の下地島空港にも就航する。

 

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