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全国の社長の平均年齢は何歳でしょう? ちなみに33年連続で上昇中

 高齢化が止まらない。帝国データバンク(東京)が全国の社長の平均年齢を調査したところ、社長の8割が50歳以上。2023年時点の社長の平均年齢は60.5歳だった。都道府県別でみると、秋田県が62.5歳と6年連続“トップ”だ。

 企業概要ファイル「COSMOS2」(約147万社収録)から2023年12月時点における企業の社長データ(個人、非営利、公益法人等除く)を抽出し、集計・分析したもの。全国の社長平均年齢は、1990年から毎年上昇し続けており、2023年も前年比で0.1歳上昇。加えて、前年からの社長交代率は3.80%と14年連続で3%台が続いており、社長の高齢化はさらに進行している。sub1

 社長が交代する際の年齢は平均で68.7歳。社長交代後に就任する新社長の平均年齢は52.5歳で、ここは16.2歳の若返りがみられた。

 地理的にみると、東高西低。順位では秋田を筆頭に、岩手(62.4歳)、高知(62.3歳)と続くが、東北地方は6県すべてで全体平均(60.5歳)を上回った。一方、平均年齢が最も低かったのは三重県で、59.4歳。三重は2023年時点の後継者不在率が30.2%と全国で最も低い点も含め、円滑な事業承継の結果が表れている、と分析されている。

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