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滋賀県でアユの稚魚「氷魚」漁が全面解禁 「冬の味覚を味わいに」と来県呼びかけ

滋賀県 獲れたての「氷魚」

 

 滋賀県は、アユの稚魚「氷魚(ヒウオ)」 漁が1月10日に全面解禁になったことを受け、「他府県では食べることの難しい滋賀県ならではの冬の味覚を味わいに来てほしい」と呼びかけている。

 県によると、氷魚は体長4センチほど。透き通った体が、まるで氷のように見えることから「氷魚」と呼ばれているという。通常、アユは川でふ化し、そのまま川を流れて、海へ下ってしまうため、稚魚を捕らえることは難しく、水産物として販売されることはほどんどないと指摘。「しかし、滋賀県では稚魚が琵琶湖にとどまるため捕獲が可能で、この季節ならではの味覚となっている」と紹介している。

 滋賀県では、氷魚の漁が2023年12月1日に限定解禁。1月10日から食用も含め全面解禁し、3月ごろまで漁が続く。釜揚げで食べるのが一般的で「しっとりとやわらかな食感で、アユならではの爽やかな香りとほろ苦い味わいを楽しめる」とアピールしている。

 

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