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自分のクローンが働いた分も賃金に反映 オルツ、活動量に応じて給与を追加支給

オルツ 社員のAIクローンに給与支給開始

 

 オルツ(東京都港区)は、同社の大規模言語モデルを基盤としたノーコード生成AI(人工知能)プラットフォーム「オルツブレイン」で同社の全社員が自分自身のクローンを生成しており、このほどクローンが働いた分の給与も社員に支給する給与システムを導入した、と発表した。

 同社は、2023年12月7日時点で社員のAIクローンの活動量に応じて社員本人に給与を追加支給する給与システムは世界初としている。

 個々のクローンは、オンラインでの商談や会議の内容、ビジネス用のメッセージングアプリ「Slack」でのコミュニケーション情報、業務で使用しているグーグルの各種データなどに加え、趣味や嗜好(しこう)も学習させることで本人の思考を再現できるレベルに到達するよう、日々学習を行わせている。

 同社の社員は、自分のクローンに対し、それぞれ用途を設定し、営業や人事、採用、総務、新人教育などさまざまな分野で活用している。時間や場所の制約から開放され、病気などで本人がいない場合でも情報を引き出すことができるという。

 

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