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レンジ可能なアルファ米が食品産業技術功労賞受賞 尾西食品の「尾西のレンジ+(プラス)」シリーズ

尾西食品 「食品産業技術功労賞」受賞

 

 長期保存食製造・販売の尾西食品(東京都港区)はこのほど、「尾西のレンジ+(プラス)シリーズ」が第53回食品産業技術功労賞を受賞したと発表した。

 「食品産業技術功労賞」は、食品産業新聞社が食品産業の発展に著しく貢献した技術・商品を開発した企業を表彰するもので、尾西食品は2021年の「CoCo壱番屋監修尾西のカレーライスセット」以来、商品・技術部門で2年ぶり、2度目の受賞。

 「尾西のレンジ+(プラス)シリーズ」は、電子レンジ調理可能なアルファ米を実現したもので、日本初だとしている。同社によると、電子レンジを使うことで袋が膨れて圧力釜と同じような効果が得られておいしくなったという。また、災害にも対応できる一方で電子レンジ調理可能なため、普段の常備食としても使える。

 アルファ米は、炊きたてごはんを急速乾燥させたもので、水かお湯を注げば食べられ、長期保存が可能な非常食。これまでは酸素や光を通しにくいアルミ蒸着袋に脱酸素剤を入れて長期保存可能にしていたが、アルミは電子レンジで使用できないため、袋に工夫を施したとしている。

 「尾西のレンジ+(プラス)シリーズ」は、五目ご飯、ドライカレー、チキンライス、赤飯、山菜おこわの5種。それぞれ1袋410円(山菜おこわのみ453円)。賞味期限は製造から5年6カ月。

 

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