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妊産婦の運賃を10%引き 乳児同乗時も、東宝タクシー

東宝タクシー 「陣痛送迎の利用場面」

 

 東宝タクシー(横浜市)は2023年11月20日から、母子手帳を提示した妊産婦が乗車する場合と1歳までの乳児と同乗する場合のタクシー運賃を10%引きにする、と発表した。

 割り引きするエリアは、東宝タクシーが営業する横浜市鶴見区内とその近隣地域。

 東宝タクシーによると、同社の2022年度妊産婦送迎件数は217件。全国子育てタクシー協会の調査によると、出産時の産院への移動手段としてタクシーを利用する割合は15%。妊産婦を安全に送迎するため、東宝タクシーでは2009年から「子育て認定ドライバー養成講座」を自社の運転手に受講させている。

 東宝タクシーは「今後は、神奈川県タクシー協会と連携して情報や課題を共有し、妊産婦を支援するタクシー会社を増加させたい。自治体の公的支援活用も積極的に検討する」としている。

 

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