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「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」が展示リニューアル 出演者着用衣装や大御所時代の独自資料も

「軍配団扇」(静岡浅間神社蔵)

 

 NHK大河ドラマ「どうする家康」に関する展示を行っている「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」(静岡市)は、ドラマの進行に合わせたリニューアルを実施し、2023年10月26日から展示内容を大幅に変更した。 

 静岡市大河ドラマ「どうする家康」活用推進協議会によると、今回のリニューアルは4月、7月に続く3回目で「家康にとって2度目の駿府(豊臣政権下の家康)~3度目の駿府(大御所時代)」を主なテーマに、新たな展示が多数登場しているという。 

 同協議会は、リニューアルのポイントについて、以下の4点を紹介している。 

①「設楽原(したらがはら)の戦い」や「小牧長久手(こまきながくて)の戦い」で登場した家康着用の「紺色具足」、家康を支えた妻たちの打掛(うちかけ)や小袖、家康が賜った秀吉の“ペルシャ絨毯(じゅうたん)”陣羽織 

②撮影で着用した家康家臣団(酒井忠次・本多忠勝・榊原康政)の「兜(かぶと)」、ドラマで描かれた、知られざる心情をつづった「於愛(おあい)日記」(撮影使用品、一部複製) 

③時代考証・小和田哲男氏による、家康の大御所政治の解説パネル、関ケ原の合戦で使用されたと伝わる家康所用の「軍配団扇」(静岡浅間神社蔵)、家康が眠る久能山東照宮全景を描いた「久能山御絵図」(静岡市歴史博物館蔵)、大御所時代の痕跡、駿府城跡出土品(静岡市蔵) 

④「家康と戦国を生きた妻たち」がテーマの出演者インタビュー付き新映像(出演:松本潤さん、広瀬アリスさん、松本若菜さん、山田真歩さん)、人物デザイン監修の柘植伊佐夫氏が描く、登場人物を表現するデザイン原画をリニューアル 

 同協議会は「一度訪れたことがある人も、ドラマがクライマックスに向かうのに合わせ、家康終焉(しゅうえん)の地・静岡市に、ぜひ再び来てほしい」と呼びかけている。 

 「静岡大河ドラマ館」の概要は以下の通り。 

◇場所:静岡市葵区宮ケ崎町(静岡浅間神社境内) 
◇開館期間:2024年1月28日まで(無休) 
◇開館時間:午前9時~午後6時(最終入館:午後5時30分) 
◇入館料:一般400円、小中高生200円、未就学児無料(静岡市民は一般200円、高校生以下無料) 

 

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