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東北農林専門職大学が24年4月開学 山形県新庄市に、農林業を担う人材を育成

山形県 「東北農林専門職大学」

 

 山形県は、東北初の公立の農林業系専門職大学となる東北農林専門職大学(山形県新庄市)の設置認可が下り、志願者募集を始めたことを明らかにした。2024年4月に開学する。

 県によると、専門職大学とは「特定の職業のプロフェッショナルになるために必要な知識・理論、実践的スキルの両方を身に付けることができるハイブリッドな大学」。日本の農林業が高齢化などでの担い手不足やデジタル化の進展、環境への対応といった課題を持っていることから「優れた技術と経営力、国際競争力を身に付け、農業・森林業のリーダーとなる人材の育成を目指す」としている。

 同専門職大学は、農林業経営学部(入学定員40人)に農業経営学科と森林業経営学科がある。農業経営学科(定員32人)では「農業経営の現場や地域に出て学び、生きた農業経営や地域の課題解決能力を身に付ける」、森林業経営学科(定員8人)は「林業を起点とした森林資源のフル活用に取り組み、時代の要請に応えるビジネスを構築する」という特徴があるという。

 県は大学では「農林業に必要なさまざまな資格の取得が目指せるほか、ビジネス英語、SDGsと農業・森林業など、国際化に対応した学びが可能」などと説明している。

 

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