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市販の白髪染め、約3割が不満 ホーユーが600人の女性を対象に調査

ホーユー 「市販の白髪染め『クリームタイプ』『泡タイプ』の不満点」

 

 ホーユー(名古屋市)は、市販の白髪染めを利用している30〜60代の女性600人を対象に、主流となっているクリームタイプと泡タイプそれぞれに対する満足点と不満点について調査し、「両タイプとも利用者の約3割が不満に感じている」などとする結果を発表した。600人の内訳は、クリームタイプと泡タイプのユーザーがそれぞれ300人ずつで、調査は7月11、12の両日行った。

 白髪染めを美容院で行う人は258人で、そのうち、頻度は「3~4カ月に1回程度」(32.6%)と回答した人が最も多く、「月1回以上」行う人は15.1%だった。一方、市販の白髪染めを使用する頻度は、全体で「1カ月に1回程度」(35.0%)が最も多く、「2週間に1回程度」「3週間に1回程度」を加えると54.9%が「月1回以上」行っている。

 市販の白髪染めで満足している点を尋ねたところ、複数回答で「自分のタイミングでできる」(79.3%)、「美容室より手頃な価格」(75.7%)、「手軽」(64.8%)、「時間を選ばず」(53.2%)との回答が多かったが、クリームタイプで33.6%、泡タイプで30.1%の利用者が不満を感じていることが分かった。

 クリームタイプは、「見えないところがうまく塗れない」(78.7%)、泡タイプは「髪の部位によっては塗りにくい部分がある」(64.0%)がそれぞれ不満点として最も多かったが、全体的には、クリームタイプは「髪全体を塗りにくい」、泡タイプは「染まりが悪い」という不満が多い傾向にあった。

 しかし、不満がありつつも全体の77.7%が「染まりの良さと簡単さが両立するのは難しい」と回答した。

 ホーユーは、市販品のこうした不満を解消するため、それぞれの良いところを併せ持つハイブリッド型の白髪染め「ビゲン 泡クリームカラー」(医薬部外品)を開発し、9月1日に発売する。オープン価格。

 

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