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病気や障害のある子の親に自分時間を 本とコーヒーでのんびり過ごすワークショップ

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 病気や障害のある子どもを育てている人が、コーヒーの香りに包まれ本に囲まれて、自分らしくひとときを過ごしてほしいと、東京の「文喫 六本木」で、選書ワークショップ「本に囲まれてすごすわがまま時間」が5月22日(水)に開催される。 

 病気や障害、医療的ケアがある子どもと家族向けに、「行ける場所より行きたい場所へ」をコンセプトに、全国で心躍るおでかけ体験を提供する団体「東京おでかけプロジェクト」(中嶋弓子代表)が企画した。呼吸器などの医療機器が必要だと、アラーム音が鳴ったり周りの目が気になったりしてお出かけしづらい。24時間365日、休む間もなく自宅や病院でケアに追われる親たちからは、「自分を労わる時間がない」、「自分のための時間を持っても、子どもに対して後ろめたさがある」という声も聞かれるという。そこで、もっと気軽にリフレッシュし、お父さん、お母さんではない自分だけの時間を楽しんでほしいとこの企画にたどりついた。

 19時開場で、ワークショップや集合写真撮影、フリータイムなどを楽しんだ後、最終退場は22時となっている。
 費用はフリードリンク、お土産代がついて4000円。希望者には、自宅への学生サポーターの派遣や、託児、移動に必要な給付もあるという。応募はインターネットの申し込みフォームから、4月19日(金)17時まで。

 本企画に合わせた「文喫私選」も開催。「文喫私選」とは、文喫のブックディレクターがテーマごとに選書した本、2〜4冊をセットにしてブラインド販売するもの。今回のテーマは、「たったひとりの“わたし”」「心の付箋」「わがままになる」「ひとやすみ」「深呼吸する」「ときめき」「うるおす」の7つ。価格は4000円(2~4冊)で、販売期間は5月16日(木)~29日(水)。

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