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音楽を知れば歌舞伎がもっと面白くなる 大人のための教養書

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 歌舞伎の世界にひかれているけれど、もっと深く楽しみたい、という人のために『音を聴く 深く観る 歌舞伎音楽事始』(土田牧子著、NHK出版、税込み2970円)が発売された。“歌舞伎沼”にはまって35年あまりの著者がおくる、大人のための教養書。歌舞伎音楽の世界を広く、深く掘り下げた一冊だ。

 長唄、竹本(義太夫節)、常磐津節、清元節、そして黒御簾(みす)音楽など多様なジャンルからなる歌舞伎音楽は、舞台を支える重要な柱。巧みに役者の演技を支え、場を盛り上げるのが、洗練された歌舞伎音楽の技だ。その特徴や歴史、鑑賞ポイントなどを網羅したのがこの本。歌舞伎で使われる音楽ジャンルや楽器、歌舞伎音楽の歴史、そして音楽に注目して見たい演目などを丁寧にひもといている。

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