「ぼくの名前はヤン坊 ぼくの名前はマー坊 2人合わせて ヤンマーだ」の歌にたまらない懐かしさを覚える人もいるのでは!?　1959年に「ヤン坊マー坊天気予報」で登場したヤンマーグループ(ヤンマーホールディングス・大阪市)の企業マスコットキャラクター「ヤン坊マー坊」。このほど、9代目となる「ヤン坊マー坊」の新デザインの一般投票をスタートした。新デザインは3案から一般投票で決定し、2024年1月に投票結果を発表する予定。投票は、特設サイトの専用フォームから、12月7日(木)23時59分まで受け付けている。1日1回まで、投票期間中は何度でも投票できる。

　ヤンマーは、1912年に大阪で創業した産業機械メーカー。1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した。アグリ・建機・マリン・エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。ブランドステートメントに「A SUSTAINABLE FUTURE」を掲げ、食とエネルギーの領域で現代社会の抱える多様な問題や要請により良く応え、社会の発展にさらに貢献していくことを目指している。この取り組みの一つとして、今年6月に同社オリジナルの商業アニメ「未ル」の制作を発表した。国内外で「ヤン坊マー坊」のさらなる活用についての期待と要望が高まる中、地域を問わず幅広い世代の声や思いを反映し、未来の可能性に一緒にチャレンジするキャラクターを目指し、一般投票という形で「ヤン坊マー坊」のデザインをリニューアルすることになった。9代目のヤン坊マー坊は、アニメ「未ル」にも登場する予定。

　新デザイン案は、アニメ「未ル」のAnime Expo2023用キービジュアルとコンセプトムービーを担当したアーティスト・YKBX(ワイケービーエックス)、クリエーティブディレクター・引地耕太氏、企画/進行・btraxなどの社外クリエーター陣と同社デザイナーが協力して制作した。

　“心を動かし、未来を動かす”ミッションを担った新しい「ヤン坊マー坊」は、ワクワクする気持ちを原動力にチャレンジ精神が旺盛な性格で、失敗しても決してあきらめない気持ちを持っている。自由な創造力にあふれ、新しい社会と新しい世代のために力を合わせて未来に向かってチャレンジしていく2人だ。