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青い清流と天然あゆの宝庫、高知県 爽やかな香りが特徴のあゆは格別

あゆの土鍋ご飯
あゆの土鍋ご飯

 水質日本一にも選ばれるほど透明度が高い仁淀川をはじめ、日本最後の清流といわれる四万十川など、自然豊かな河川が多く流れる高知県。これらの清流はあゆの宝庫でもあり、春を迎えるとたくさんの天然のあゆが遡上(そじょう)してくる。

 あゆは、秋から冬にかけて川の下流で産まれ、海で冬を過ごす。春になると川を上り夏に成長、秋には下流で産卵し生涯を終える。あゆの生息には、ミネラルたっぷりの水を供給する森林資源をはじめ、川底まで届く太陽の光、そして産卵や遡上できる河川環境が整っていることが条件。このような自然環境を守り続けている高知県の10の清流は「釣り人が選ぶ天然あゆがのぼる100名川」(公益財団法人 日本釣振興会)に選ばれている。

高知県の天然あゆ
高知県の天然あゆ

 高知県は、天然のあゆが生息できる自然環境や川遊び文化を守りながら、観光や中山間振興、漁業などさまざまな分野の活性化を目的に、「あゆ王国高知振興ビジョン」を令和4年に策定。地域住民や事業者と具体的な施策を進める中、天然あゆ資源の現状やその希少性、伝統的な漁法の「火振り漁」、独自の食文化などを紹介するイベントが都内で開かれた。

あゆの塩焼き
あゆの塩焼き

 天然のあゆは、生息する清流によって味が異なるという。臭みがなくスイカやきゅうりのような爽やかな香りが特徴だ。あゆは塩焼きで食べる機会が多いが、アクアパッツァやアヒージョもうまい。高知県内には、あゆ料理を提供する店や旅館などが80軒以上もあり、コンフィや炊き込みご飯、てんぷらなども楽しめる。

あゆの香草揚げ
あゆの香草揚げ

 高知県を訪れたら、豊かな自然と清流の青さ、そして天然あゆの味に魅了されること間違いなし。カツオもうまいが、天然のあゆもまっことうまい! こじゃんとうまいき!食べてみいや!

 

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