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特別展「与謝野晶子の世界」 自筆資料や講演会も

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 「与謝野文庫」を擁する東京の昭和女子大学では、与謝野晶子生誕145年を迎えた今年、図書館・光葉博物館で5月1日~6月23日まで、特別展「与謝野晶子の世界」を開催している。5月13日には、山梨県立文学館の三枝昻之館長による講演会も予定されている。入館料は無料。

 机などの遺愛品やアルバム、書簡・原稿といった自筆資料など、門人近江満子所蔵の関係資料や、古典への親しみを示す自筆の「源氏物語礼讃」(巻子本)、歌幅、短冊、色紙のほか、近江満子宛、安田秀二郎宛などの書簡、写真の数々が展示される。「与謝野家と近江夫妻」「晶子すごろく」といったパネルや、コーパス化プロジェクト動画も見ることができる。

 講演会は、「時代を拓く―与謝野晶子の六十三年六ヶ月」。ロマン主義文学を資料とともに振り返る良い機会だ。 

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