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UTA「ぜひ映画館でこの恐怖を肌で感じてほしいです」『クレイフェイス』【インタビュー】

-マットに共感する部分はありましたか。

 いろいろな努力が報われて、やっと俳優としての成功にたどり着いた。それが、突然失われる。この業界ならではの残酷さが結構リアルに描かれていると思いました。だから、今の時代において、とても重要性のある要素も入っています。その部分には共感できました。

-ガス人間を演じたことを踏まえて、本作を見た印象を。

 ヒューマンドラマの要素があるという部分では、結構似ていると思いました。この映画のマットとケイトリンとの関係は、ちょっと恋愛っぽいところもありますが、ガス人間の方には家族愛のような要素がありました。あと、自分が俳優として注目していたのは、マットの時とクレイフェイスの時とのギャップです。復讐が大きなテーマの一つだったので、復讐をする時の感情をどう表現するのかを集中して見ていました。演技面でもすごく勉強になりました。怪物のようなキャラクターを応援したくなる作品がもっと増えてもいいと思いましたし、そうしたところが本作の新鮮な部分なのかなと。

-特殊メーク、VFX、音楽などは、どんな感じでしたか。

 本当に顔を切られたように見えるシーンや、粘土みたいに肌が溶けていくシーンなど細かいところまで描かれていて、そういう映像の細かい部分も映画館の大きいスクリーンで楽しんでもらいたいです。また、CGの技術も自分が今まで見た映画の中でもトップクラスだと思うくらい高かったので、そこにも注目してほしいです。あえてハッピーな音楽を使ったりするセンスも好きでした。やっぱり音楽は作品の中でも大事なので、そこがよりホラー感を引き出していると思います。

-この映画の一番の魅力はどこにあると思いますか。

 あまりホラーが得意ではない自分でも、とても作品へ引き込まれました。どういう展開になるのかをすごく見たくなった自分がいたので、そこがこの物語の魅力だと思いました。DCユニバースの作品は、日常では触れないような、ダークな裏の世界に光を当てています。そこが皆さんが、目を引かれる要因の一つだと思います。この映画の舞台設定も、ゴッサム・シティという、まさにDCユニバースの首都と言ってもいいぐらいの所ですから、そこのダークさもありつつ、マット・ヘーゲンという俳優の、人生の明るい部分も描かれていて、そのギャップというか、落差の激しさも見どころの一つです。

-続きが見たいと思わせるラストシーンでした。今度は自分も出てみたいと思いましたか。

 もちろんこんな作品に出られたら夢のようですね。この映画を見た人は、確実に2作目が見たいと思うでしょう。だから、今後どうDCユニバースの中で確立していくか楽しみです。

-最後に、映画『クレイフェイス』アンバサダーとして、個人としてのアピールポイントをお願いします。

 俳優だから共感できるというのはあると思いますが、頑張って生きている人間の人生の中の残酷さみたいなものを間近で見られる作品だと思います。そこは誰が見ても共感できる部分があるはずです。皆さんにもぜひ映画館でこの恐怖を肌で感じてほしいです。

(取材・文・写真/田中雄二)

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