ドラマ「惡の華」鈴木福&あの、互いの印象を語る「熱量が一緒だなと…」「こんなにお調子者でボケるとは」【インタビュー】

鈴木福(左)とあの (C)エンタメOVO
―本作では思春期の不安や葛藤、暴走が描かれますが、ご自身の思春期と重ねて考えたことはありますか。
鈴木 中高生の頃は「ぼくは幸せな人間なんだ」と自覚して生きていて、実際に幸せだったので、当時はそういう部分をあまり見ないようにして、きれいな記憶に閉じ込めていたのかなと思います。当時、嫌なことがなかったと言ったらうそになりますが、でも嫌なことは思い出さない方が幸せじゃないですか。表に出ている人間として、その部分が誇れる話でもなかったらする必要もないですし、ぼくのイメージ的にもそんなことを喋っても…と思っていたので、そんなこともあったよねくらいの場所に置いてある記憶をちょっと開いたかなという感じで振り返りました。春日や仲村の気持ちは、中高生の頃以上に今の自分の方が理解できるなと感じます。
あの 自分の中で中学生の頃に一度戻って、どこにも行けないけれども何かからずっと逃げている感覚や、何かに対して悶々として怒りを感じているけれども、その何かが分からない、そういう時のことを思い出しながら撮影に挑みました。仲村の感情が100パーセント分かるとは思いませんが、自分の中で、この「惡の華」の世界に重なる部分がありました。
―撮影は群馬県の桐生市に宿泊して撮影されたそうですが、撮影現場で楽しかったことはありますか。
鈴木 ケータリングのお昼ご飯が毎回温かくて、おいしくて、それをみんなで一緒に食べながら話したり、そういう時間があったからこそ頑張れたなと思います。撮影では教室をぐちゃぐちゃにして、ぶちまけるシーンがあるのですが、やってはいけないことって楽しいじゃないですか。一発勝負で撮らなければならなかったのですが、楽しかったですね。
あの 撮影の合間に遊園地に行きました。ずっと山や緑以外は何もない町だと思っていたのですが、調べたら遊園地があって。プールの撮影の日で水着を着ていたのですが、その上から私服を着てつかの間のリフレッシュができました。
―撮影を通して、お互いに印象が変化したことは?
鈴木 世間的なイメージで言うと、あのちゃんはあまり話してくれなさそうなイメージがあるかと思いますが(笑)、そんなことはなくて。この作品がすごく好きで、一緒に制作することを楽しんでくれて、見てほしいという思いの熱量が一緒だなという感覚が持てるようになりました。最近も番宣のときに一緒に話していて、さらに絆が生まれたと思います。
あの ぼくも苦楽を共に乗り越えた感じはすごくあります。福くんは、もともとすごくいい印象で、悪いイメージが全くないじゃないですか。なので印象の変化はあまりないのですが、思った以上にボケるので、ここまでおふざけ者、お調子者だとは思っていませんでした(笑)。明るくて場を和ませてくれるパワーがある方だなというのは、今回共演して分かったことでした。
ドラマ「惡の華」は毎週木曜 深夜24時からテレ東系で放送中。地上波放送後、「Disney+(ディズニープラス)」にてアジア見放題独占配信。無料配信サービスTVerでは最新話が視聴可能。
(取材・文・写真/小宮山あきの)
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