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「フェルマーの料理」“岳”高橋文哉がついに“海” 志尊淳に再会 「『僕が終わらせない』これって愛の告白じゃない」

 高橋文哉と志尊淳が主演するドラマ「フェルマーの料理」(TBS系)の第9話が、15日に放送された。

 本作は、数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。海が経営するレストラン「K」で、世界中から集まったシェフたちと切磋琢磨(せっさたくま)し、誰も到達していない「料理の真理の扉」を開くべく、料理×数学で前人未到の世界に挑む、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリー。原作は『月刊少年マガジン』(講談社)で連載中の小林有吾氏による同名漫画。

 岳が海から店を引き継いで1年が経った。岳は料理の真理に近づくため一切の妥協を許さないシェフになり、蘭菜(小芝風花)たち仲間は心身ともに疲弊していた。

 ある日、ナッツアレルギーの客が来店し、急きょメインの料理を変更することに。しかし、岳はすべての客のメインを変更すると言い、完璧なフルコースにするために全て1から考え直すと言い出す。岳の思考についていけないと感じたシェフたちは店から出て行ってしまう。

 挫折を味わった岳は淡島(高橋光臣)から、海が身を寄せている渋谷(中村トオル)の居場所を聞いて渋谷の元へ向かう。そして岳は渋谷に会うと、渋谷は「料理人として朝倉海を決定的に終わらせたのは岳だ」と言う。

 岳は海と再会すると、店と大事な仲間を台無しにしてしまったことをわびる。また海は、味覚がなくなったことで料理人として終わったことを吐露する。しかし岳は「味覚がなくても2人で補えます。海さんの物語は僕が終わらせない」と話すと、海は「ありがとう、やろう」と言う。

 その後、岳と海が「K」の厨房(ちゅうぼう)に戻ると突然、蘭菜が現れる。そして蘭菜は、2人に向かって「もう二度とこの店で岳に料理はさせられない」と話す。

 放送終了後、SNS上には「『海さんの物語は僕が終わらせない』これって愛の告白じゃない 」「純真な岳と孤高を求めて狂気に満ちる岳との演じ分けがすごかった」「最後に立ちはだかるのは蘭菜。そりゃ、岳のこと簡単には許せないし、店を取り戻したいよな」などの声が投稿された。

 また、このほか「怪物が怪物を生んでその怪物がまた怪物を生んでいる」「元の岳くんに戻って、気持ちをちゃんと海さんに伝えられて良かった」「岳とKのみんなの苦しみがこちらも苦しくなるほど伝わってきた」といった声も寄せられた。

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