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「何食べ2」“シロさん”西島秀俊の玉ねぎつぶやきに視聴者涙  「玉ねぎの件、視聴者の心も撃ち抜いたよ」

 西島秀俊と内野聖陽が主演するドラマ「きのう何食べた?」season2(テレビ東京系)の第8話が24日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)の毎日の食を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。 season2では、アラフィフに突入した2人の日常の中で誰もが経験する環境の変化や身体的・精神的な変化と、食卓を飾る手料理やレシピが披露される。原作は、よしながふみ氏による同名の人気漫画。

 娘の大学の入学式に出席した祐(マキタスポーツ)と玲子(奥貫薫)は夫婦で美容室に現れる。しかも後日、2人でベトナム旅行に行くという。ケンジは関係修復して安堵(あんど)するが、予想外の展開に田渕(坂東龍汰)は疑問を感じる。

 その頃職場で、シロさんは離婚の相談を受けていた。依頼者の敏子(村岡希美)は、浮気相手と結婚するため離婚を突きつけてきた夫・盛綱(桜井聖)に、国際ロマンス詐欺にだまされていることを認めさせて欲しいと依頼する。

 また後日、シロさんは盛綱に詐欺だと説得するが聞き入れもらえなかった。すると盛綱は相手の女性が「関西国際空港で足止めされている」と言うと、シロさんは「じゃ、関空に行きましょう」と話す。

 一方、祐から連絡をもらったケンジは祐の自宅を訪れると、玲子が出て行ったことを知らされる。その後、祐は職場で離婚したとを話すと、修羅場を期待していた田渕はがっかりする。後日、玲子に呼び出されたケンジは玲子の心の内を知ることに。

 またある日、実家から戻ったシロさんはケンジに、敏子と盛綱の話をする。そして、ケンジはシロさんに「俺のこと思い出すとしたら、何を思い出す?」と聞くと、シロさんは「玉ねぎ」と言うが、心の中で「玉ねぎを買いに行ってくれたことだよ」と優しくつぶやく。

 放送終了後、SNS上には、「最後の『玉ねぎ』しみる。こんなの泣く」「ケンジを見つめながら、玉ねぎを買ってきてくれたあの日のことを思い出すシロさん。愛しかない。」「玉ねぎの件、シロさんだけじゃなく視聴者の心も撃ち抜いたよ」などの感想が投稿された。

 また、このほか「ふたりへ遺言を残そうとする筧両親には泣いた。現実に相続権が無い人間の立場を思うがゆえに」「お母さんがケンジに遺産残したいと言って、ちょっと泣いた。」「シロさん母の『ない!ない!』に笑った」「夜泣きする息子をあやしてくれたことなど、別れを思いとどまらせることはあるよね」といった声も寄せられた。

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