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堂本光一「人間のエゴや愛情が詰まった作品」 観月ありさ“一瞬にして恋が破れた”思い出を披露

 ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」制作発表会見が22日、東京都内で行われ、出演者の堂本光一、観月ありさ、森公美子、小堺一機ほかが登場した。

 本作は、児童文学のベストセラー小説『チョコレート工場の秘密』が原作。世界の子どもたちに愛されるチョコレートが生産されているウィリー・ウォンカ(堂本)の工場に招かれたチャーリーら5人の子どもたちの冒険を描く。

 主演の堂本は、本作について「人間のエゴもあるし、愛情もあるし、すごくたくさんのものが詰まっている作品です」と紹介。

 帝国劇場で新作を演じることへの思いを聞かれると、「今年は『JOHNNYS’ World』があって、『SHOCK』と『DREAM BOYS』があって『チャーリー』なんですよね。こんなに帝劇をやらせていただいていいんでしょうか、というぐらいやらせていただいて。帝劇という場所は諸先輩方が素晴らしい歴史を築いてきた場所なので、初演の頃から変わらない気持ちで、一生懸命やらせていただきます」と意気込みを語った。

 チャーリーの母親を演じる観月は「おもちゃ箱をひっくり返したような世界観の中で、癒やし的な存在になればいいなと思います」とコメント。

 堂本の印象を聞かれると、先日、堂本主演の舞台「SHOCK」を観劇したことを明かし、「本当に豪華で、光一さんの身体能力の高さを感じる舞台でした。3時間、飽きることがない舞台で、とても感動しました。そんな光一さんとご一緒できるのは光栄だなと思います」と笑顔で話した。

 また、作品にちなみ、「チョコレートにまつわる“ほろ苦い”思い出は?」と質問されると、「子どもの頃、好きな男の子にバレンタインデーにチョコレートを渡しに行ったのですが、本人がいなかったので、チョコにイニシャルだけを書いて、置いて去ったら、その直後に、その男の子が女の子と2人乗りで自転車に乗ってきて…。一瞬にして恋が破れた記憶があります」とエピソードを披露して、会場を沸かせた。

 舞台は、10月9日~31日、都内・ 帝国劇場ほかで上演。

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