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バンディオンセ加古川(8年ぶり7回目)

 兵庫県サッカー選手権の決勝は、甲南大を3―2で下した。背番号10の鈴木が全得点に絡む活躍を見せ、粘る相手を振り切った。

 引いて守る戦術を徹底する分、ボールを保持して攻める時間は少ない。セットプレーが得点源で、正確なキックを操る鈴木が起点となる。決勝では鈴木がFKで空中戦に強い日向の頭に合わせて先制ゴールを決めると、後半には直接FKを決めて2点目を挙げた。一方、スタミナに課題を残し、足が止まった終盤に相次いで2失点した。冷や汗をかく展開に、橋本監督は「体力面も精神面もまだまだ物足りない」と奮起を促す。

 プロチームだった2008年まで兵庫県サッカー選手権を5連覇したが、資金難によりアマチュアになってからは頂点が遠かった。鈴木は「頑張っていることを加古川の人に知ってもらいたい」と活躍を誓う。

 

(神戸新聞)

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