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グルージャ盛岡(9年連続10回目)

 「引き締め過ぎなくらい選手を引き締めた」との神川明彦監督の言葉通り、岩手県選手権大会決勝戦は試合開始から終盤まで岩手大学を圧倒し、8得点(1失点)での快勝。9年連続10回目の天皇杯出場を決めた。

 クラブ名のグルージャ(Grulla)は、スペイン語で「鶴」という意味で、盛岡藩藩主・南部氏の家紋「向鶴」や、盛岡名物「じゃじゃ麺」など、方言に多く含まれる「じゃ」の響きにちなんでいる。チームは今季でJ3リーグ参入3年目。リーグ7位以上と約半世紀ぶりに地元開催される「希望郷いわて国体」優勝を目標に掲げている。

 天皇杯本戦は初戦敗退が続いているが「なんとしても1回戦を突破し、ユアテックスタジアムでJ1・ベガルタ仙台と戦いたい」と神川監督は闘志を燃やす。

 

(岩手日報)

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