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FC大阪(2年連続2回目)

 第20回大阪サッカー選手権大会決勝で阪南大学を4-2と下し、2年連続2回目の天皇杯出場を決めた。73分には4-0とリードを広げ、「うちの持ち味」(森岡茂監督)という攻撃力を存分に発揮。終盤に2点を返されたが、追撃を振り切り連覇を達成した。
 FC大阪は、「大阪から3番目のJリーグ加入」を目指すプロチームで、今季から日本フットボールリーグ(JFL)に加入。初参戦ながら同ファーストステージは5位と健闘。セカンドステージは第7節終了現在13位だが、年間通算は7位と上位をうかがう。関西リーグ1部に所属し天皇杯初陣だった昨年は、1回戦で当時J3のツエ―ゲン金沢(現J2)に0-5と完敗したが、JFLで戦う今季はチームの成長の証も見せたい。初戦の相手はJ2のセレッソ大阪。「サッカーの楽しみは点を取ること。上のチーム相手にどれだけ点を取れるかチャレンジしていきたい。勝つことを目指してやる」と1996年アトランタ五輪代表で、ガンバ大阪などでプレーした森岡監督は意気込む。攻撃陣にはJFLセカンドステージ第7節終了現在9得点を挙げているFW中村亮太を筆頭に、FW田中直基、MF須ノ又諭、MFジュニーニョら得点力のある選手がそろう。持ち味である堅守からの速攻も生かし、ゴールを奪いたい。「まずは1勝」とDFの要である主将の岩本知幸。まずは大阪ダービーに挑み、初戦突破を。FC大阪の挑戦が始まる。

(フリーライター 尾崎ルミ)

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