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アルテリーヴォ和歌山(7年連続7回目)

 第20回和歌山県サッカー選手権1種大会の決勝で海南FCに4-0で勝利。7年連続7回目の全国大会出場となる。
 今季、関西1部リーグでは開幕から2連敗とつまずいてチームとして自信を失いかけたこともあったが、その後は破竹の10連勝。守備ではDF寺本健人やMF山道雅大、攻撃ではキャプテンのMF芝崎純平が中心となり、残り2試合で優勝に王手をかけた。浦和などに在籍経験のあるベテランDF三本菅崇は「昨年やってきたベースに、つなぐことや運動量を生かした坂元監督のサッカーがフィットしてきた」と手応えを口にしている。
 今季からチームを指揮する坂元要介監督は攻撃中心のチームを目指しているが、「出る選手によってスタイルは変わる。ボールを保持できればいいが、格上の相手なら守備に回る時間が長くなる」とスタイルに固執するつもりはない。試合の状況を読み取って、対応することで勝利を目指す。三本菅は「ことしこそJリーグのチームに挑戦したい」と3年ぶりの初戦突破に意欲を燃やしている。

(サッカーライター 雨堤俊祐)

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