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東京国際大学(2年ぶり3回目)

 埼玉県サッカー選手権大会の準決勝を2-0で勝ち上がると、決勝では城西大を1-1から延長前後半にそれぞれ1点ずつを奪い、3-1で競り勝ち、昨年の決勝でPK負けした悔しさを晴らした。
 先発メンバーはセンターバックを組む主将の鈴木、舛田が4年生で、それ以外は1、2年生という若い布陣。だがチームは着実に進化している。以前はカウンター主流だったが、今チームから前線から果敢にプレスを掛け、高い位置でボールを奪う意識を共有。その攻撃サッカーを支える運動量が最大の武器で、決勝戦でも終盤に足がつる選手が続出した相手に対し、終了のホイッスルが鳴るまで足が止まることはなかった。
 注目選手はFW町田。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ1年生は前線でためをつくれるだけでなく、裏へ抜け出すスピードも秀逸。体は屈強でパワーもある。町田と2トップを組む進、決勝で先制点を挙げたボランチ伊藤、空中戦に強い鈴木ら個々の能力が高い選手がそろい、楽しみなチームである。

(埼玉新聞)

 

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