KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

多度津FC(2年連続2回目)

 香川県選手権の決勝で同じ四国リーグに所属するRベリオに3-0で快勝し、2年連続2回目の天皇杯出場を決めた。
 10年前に全国高校選手権を経験した尽誠高OBを中心に近年、戦力が充実。今季は社会人や地元の四国学院大などから即戦力が加入し、層の厚さが増した。
 中心は絶対的エースのMF三原圭。身体能力が高く、最近はFWの一角を担いながら、司令塔の役割もこなす。2トップを組むのは弟の三原一。DF裏へ抜けるスピードに、豊富な運動量で前線からプレスを掛ける献身性を併せ持つ。右DF佐々木、ボランチの大西の大卒新人も先発に顔を並べ、昨年からチーム力はアップした。
 昨大会は1回戦でJ3ガイナーレ鳥取に0-6で大敗。今回は初戦の相手がJ2愛媛FCとさらに格上となるが、高岡成樹監督は「失点を恐れず、なんとか1点を取って爪痕を残したい」と引く構えはない。愛媛には三原圭の弟で、三原一の兄にあたるDF三原向が所属しており、大舞台での兄弟対決にも注目が集まる。

(四国新聞)

天皇杯サッカー