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福岡大学(5年連続30回目)

 日本代表のFW永井謙佑(J1名古屋)やMF藤田直之(J1鳥栖)ら多くのJリーガーを輩出している九州の雄。福岡県選手権大会の決勝戦では九州産業大を1-0で破り、5年連続30回目の天皇杯出場を決めた。
 例年ほど攻撃陣に目立った選手がいない分、全員で守る意識が徹底されている。九州大学リーグでは9試合でリーグ2位タイの7失点(8月27日現在)。要となるのが7月のユニバーシアードで銅メダル獲得に貢献した木本恭生(4年)だ。運動量と危機察知能力に優れ、同じボランチの稲葉修土主将(同)とともに相手の攻撃の芽を摘み取る。190センチの長身で、J1サガン鳥栖の特別指定選手になっている中島大貴(3年)も実戦経験を積んでプレーが安定してきた。
 天皇杯では2009年度にJ2水戸ホーリーホックを破り、11年度には当時J1の大宮アルディージャから金星を挙げた。今年は初戦でJ2ロアッソ熊本と対戦。稲葉主将は「自分たちも互角以上の戦いをして勝つ」と「ジャイアントキリング」を狙っている。

(西日本新聞)

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