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佐賀LIXIL FC(4年ぶり7回目)

 佐賀LIXIL FCは4連覇を狙った佐賀大学との決勝で、10本のシュートを浴びながらも粘り強く守り、後半17分にMF村山琢磨が挙げた1点を守りきった。
 182センチの長身FW平吉直樹は、高さを生かしたポストプレーを得意として攻撃の起点となる。平吉が競り合ったこぼれ球を右サイドハーフの三宅大樹らスピードのある2列目の選手が拾いきることが鍵を握りそう。中盤でゲームをコントロールする主将のMF清田芳浩は長短のパスをうまく繰り出す。
 守りの中心は一ノ瀬慶太と中島賢佑のセンターバックコンビ。ともに高さがあり、負けん気も強い。ボランチの本田剛士は体を張った守りで相手の攻撃の芽を摘み取る。
 社会人チームのため、全体練習は平日の夜、約2時間、週3日行い、九州リーグなどでは実戦感覚を養ってきた。初戦の相手はJ2大分トリニータ。選手を兼任する木原智典監督は「プロとやるのは数年ぶり。守勢に回る時間は長くなると思うが我慢して、少ないチャンスをものにしたい」と意気込む。

(佐賀新聞)

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