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トヨタ蹴球団 (2年連続2度目)

 愛知県選手権大会の決勝戦で愛知学院大に3-0で快勝し、2年連続2度目の天皇杯出場を決めた。

 決勝戦では、前半5分に片山雄大選手のペナルティーエリア付近からのシュートで先制。その後数的有利にもなり、後半は試合の主導権を握った。4分に増田充選手がこぼれ球を押し込んで2-0に。36分にはさらに追加点を入れた。

 母体はトヨタ自動車サッカー部。Jリーグ創設で部は名古屋グランパスエイトに移行。一部の選手でクラブチームを結成した。選手はトヨタや関連会社の社員。工場で交代勤務をしている選手もいて、練習で全員がそろうことはない。

 昨年のチームの中心的存在だった元プロ選手が他チームに移籍。個々の選手が技術を磨き、練習や試合で率直に意見を言い合えるようにして、チーム全体の力を上げてきた。

 天皇杯では、初戦を突破すると念願の兄弟対決となる。鈴木淳也主将は「今年こそグランパスと対戦し、皆さんが驚くようなプレーを見せたい」と意気込む。

(中日新聞)

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