KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

FC大阪 (初出場)

 「大阪から3番目のJリーグ加入」を目指すFC大阪が天皇杯初出場を果たした。現在は関西リーグ1部に所属。FWの御給匠、中村亮太、MF山瀬幸宏、DFの天羽良輔、近藤岳登、GKの太田弦貴、紀氏隆秀ら、多くのJリーグ経験者を擁し、関西リーグ1部首位(第9節終了現在)を走るプロサッカークラブだ。6月30日にはFWエリックとDFグスターヴォのブラジル人2選手が新加入し、さらに戦力アップが図られた。

 天皇杯出場権を賭けた第19回大阪サッカー選手権大会決勝戦では、0-1とリードされていた80分にFW川西誠が同点とし、終了間際に山瀬の劇的な逆転ゴールで大阪体育大学を2-1で下した。187cmと長身の御給を起点にスピードのある両翼の中村、川西を生かしたサイド攻撃を天皇杯でも披露したい。「天皇杯は全国に(FC大阪の)名前を知ってもらう大会。本当に一戦一戦全員で戦って、勝利をつかめるように頑張りたい」と1996年アトランタ五輪代表メンバーで、現役時代はガンバ大阪などでプレーし、2008年に就任した森岡茂監督。初戦のツエーゲン金沢に勝てば、指揮官の古巣であるG大阪との対戦となる。天皇杯初陣となるFC大阪だが、「一戦一戦」、勝利をつかみ取り、全国にその名を知らしめたい。

(フリーライター 尾崎ルミ)

天皇杯サッカー