KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

京都産業大学 (24年ぶり4度目)

 府予選決勝で佐川印刷京都SCの2連覇を阻み、24年ぶりの出場権を勝ち取った。大学勢としても7年ぶりの府代表。決勝の先発メンバーのうち1年生が4人を占め、関西学生1部リーグで現在4位と好調を維持する。突出した選手こそいないが、ハードワークを身上に粘り強く戦う。

 基本布陣は4-4-2。身体能力に優れたFW木匠(きつい)が起点となり、そこに技術の高い美濃部や坂本が絡む。前線からのプレスを生かしたショートカウンターだけでなく、今季はボランチの竹之下、米丸を中心としたパス回しの質が向上。右サイドバック守安の攻撃参加も光る。

 昨年、大学の強化指定クラブとなり、J2湘南や徳島で指導歴のある小笠原唯志氏がコーチに就任。細かな技術と走力を付ける練習が増えた。C大阪や神戸の育成組織から能力の高い選手が入り、チーム内の競争意識も高まっている。主将のDF金大貴は「学生らしくアグレッシブに戦いたい」と力を込める。

(京都新聞)

天皇杯サッカー