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ファジアーノ岡山ネクスト (4年連続4度目)

 第34回岡山県選手権大会決勝で三菱自動車水島に3-1の逆転勝ちを収め、4年連続4度目の出場を決めた。試合序盤に先制を許したが、落ち着いてボールを動かし主導権を握ると、後半は完全に相手を押し込み、鮮やかに3ゴールを重ねた。

 J2ファジアーノ岡山のセカンドチーム。ユースからの昇格組やルーキーら若手に実戦経験を積ませようと2009年に発足した。今季初挑戦の日本フットボールリーグ(JFL)は第1ステージ14チーム中10位と苦しんだが、高いレベルでもまれ、多くを吸収している。

 基本布陣はトップチームと同じ3-4-3で、前線からの守備とつないで崩す攻撃が持ち味。MF飯田涼を中心としたパス回しからスピード豊かな小林秀征、シュート技術に優れる藤岡浩介の両FWらがゴールに迫る。主将のDF西原誉志、FW新中剛史が若いチームを落ち着かせる。

 昨年は2回戦でJ1大宮に完敗。今大会は同じJ1勢の柏レイソルと当たる2回戦で成長を証明するため、まずはFC今治との1回戦で勢いに乗りたい。

(山陽新聞)

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