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多度津FC (初出場)

 多度津クラブは今大会予選を兼ねた第19回香川県サッカー選手権決勝で、香川大に3-1で逆転勝ちし、1967年創部以来、初めてとなる本戦切符を手にした。

 9年前に全国高校選手権を経験した尽誠高OBを中心に近年、戦力が充実。県リーグ1部で優勝するなど、2012年から四国リーグに戦いの場を移した。選手はそれぞれ仕事に就いているため、練習は夜の週2回のみと、決して恵まれた環境ではない中、JFLやJ3昇格を掲げる強豪と戦う舞台でも安定した力を発揮。昨年は4位と2年連続のリーグ残留に成功している。

 チームの中心はFWながら、司令塔の役割も担う三原。両足ともにキックの精度は高く、抜群の身体能力を生かし、173cmながらヘディングも強い。予選決勝は全3得点をアシストし、初優勝に貢献した。格上のJ3鳥取と顔を合わせる1回戦でも、磯野監督が全幅の信頼を寄せる番の出来が目標の初戦突破の鍵を握る。

(四国新聞)

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