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徳島市立高校 (16年ぶり2度目)

 プリンスリーグ四国では首位を走り、6月の四国高校選手権でも頂点に立った。天皇杯出場権を懸けた徳島県選手権決勝は1種代表のセレステと対戦。成年チームを相手に序盤から主導権を握り、2-1で競り勝った。シュート数は相手の5本に対して28本と内容では圧倒。フィニッシュの精度に課題を残したが、かみ合えば攻撃は止まらない。

 準決勝から登場した1次トーナメントは2試合で5得点。トップの大西致は得点感覚に優れ、空中戦にも強い。キープ力がある岸田をトップ下、SHには俊足の吉川と突破力のある福住を配置。ショートパスをつないでの崩しを基本線に、ロングボールを使ったカウンターも得意とする。

 守備は堅実。辻、奥田の両CBは当たりに強く、SBの中峯と鏡は素早い寄せが持ち味。運動量が豊富な日下、蔭西のボランチコンビと連動してボールを奪う。GK下村は長身で、ハイボールの処理に不安はない。

 2回戦で待つJ1徳島ヴォルティスとの地元対決実現に意欲を燃やし、初戦突破を目指す。

(徳島新聞)

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