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東京国際大学 (3年ぶり2回目)

 まさに飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことだ。初昇格の関東大学リーグ2部で前半戦無敗の首位を走る東京国際大が、彩の国カップ埼玉県サッカー選手権大会決勝で尚美学園大を3-0で下し、3年ぶり2度目の天皇杯出場。昨年まで県大学リーグでともに戦い、関東2部昇格決定戦で争った因縁の相手を圧倒して快勝した。
 前半33分、DF鹿糠智正のフィードにFW福島遼が抜け出し先制。36分にはMF上船利徳のクロスに、主将のDF阿部正紀が頭で合わせ2点目。後半23分にもカウンターからMF加藤龍治が3点目を決めた。
 基本システムは4-4-2。注目は身長168cmながらスピードと体の強さを持つFW福島。MF加藤は身体能力が高く、GK以外はどこでもできる万能選手だ。中盤ではMF若井祥吾が支配力を発揮する。
 天皇杯では一つ勝てば、浦和レッズと対戦できる。3年前は同様に2回戦で浦和と戦ったが、0-7の完敗。元J2水戸指揮官の前田秀樹監督は「大学生がプロとやれるのは幸せ」と今回も対戦を熱望している。

(埼玉新聞)

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