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アルテリーヴォ和歌山 (5年連続5回目)

 第18回和歌山県サッカー選手権大会決勝で和歌山北高校に7-1と快勝。天皇杯出場は5年連続5度目となる。

 2006年に創立されたクラブは着実に成長を続けており、現在は関西1部リーグに所属。今季から指揮を執る河村優監督のもと、昨年から数名の主力選手が入れ変わるなど、チームは新たな一歩を踏み出した。監督の目指すスタイルも徐々に定着し、新戦力と既存の選手たちの融合も進みつつある。中でも指揮官が「ピッチ上の監督」と信頼感を寄せているのが三本菅崇。今季、奈良クラブから加入したDFはJリーグでのプレー経験もあるベテランだ。負傷により6月下旬まで戦線離脱していたが、彼の復帰がディフェンスラインの安定につながっている。三本菅は「後ろからバランスを取っていき、前の選手には思い切ってやってほしい」と自身の役割を話す。                                   「流動的に、ダイナミックに。行くときは前の選手をどんどん追い越していく」(河村監督)というアグレッシブなサッカーで初戦突破、そして昨年の大会で敗れた清水エスパルスが待つ2回戦進出を目指す。

 (サッカーライター 雨堤俊祐)

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