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ファジアーノ岡山ネクスト (3年連続3回目)

 岡山県代表を決める第33回岡山県サッカー選手権大会決勝で、同じ中国リーグに所属する三菱自動車水島に2-1で競り勝ち、3年連続3度目の出場を決めた。

 決勝は、前半から主導権を握りながら、なかなかゴールを割れず、後半23分には守備陣の隙を突かれて速攻から失点を許す苦しい展開。しかし、ここからギアを一段上げ40分にMF坂本和哉が同点弾をねじ込み、後半ロスタイムには主将のDF西原誉志がCKをヘディングで合わせて逆転勝利を収めた。再三の逸機は課題だが、発展途上のチームは公式戦一つ一つを成長の糧としていく。

 チームはJ2ファジアーノ岡山のセカンドチームとして2009年に発足。高卒ルーキーら若手選手に実戦経験を積ませる目的で活動しており、中国リーグでは2位と好位置につけている。(8月28日現在)

 今季から、牧内辰也監督が就任し、トップチームと同じ3-4-3が基本布陣。前線から積極的にボールへプレッシャーを掛ける「攻撃的守備」が持ち味で、陣形をコンパクトに保ち、得点力のあるFW藤岡浩介や攻撃の起点となるMF幡野貴紀らの高い技術を生かした速攻につなげる。

 今大会の目標はJ1大宮アルディージャと対戦する2回戦進出。まずは、鳥取県代表の米子北高を破り、勢いに乗りたいところだ。

 (山陽新聞)

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