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鳴門高校 (初出場)

 初出場の鳴門高校は天皇杯出場を懸けた県選手権決勝で四国リーグにのセレステと対戦。1次トーナメント6試合で20得点した攻撃力を発揮し、4-0で快勝した。後半も運動量は落ちず、成年チームの強い当たりをはねのけた。
 システムは4-4-2で、テクニックのある林と粘り強い宮井の2トップが攻撃の中心。運動量豊富な山口が中盤を支え、左の中尾慶、右の浜西が積極的にサイド突破を仕掛ける。SB真田右、島藤のオーバーラップで厚みを加え、サブには県選手権決勝で3点目を決めた坂本が控える。
 守備の堅さも光る。GK安永は1対1に強く、CB松浦と中村は安定感がある。コンパクトな陣形から連動した動きでボールを奪い、攻守の切り替えも速い。鳴門高の香留監督は「個々の力は相手が上だろう。一丸で対抗して活路を開きたい」と話す。組織的なプレッシャーを掛けて中盤でボールを奪い、速攻につなげられるかが鍵を握りそうだ。
 
 (徳島新聞)

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