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鹿屋体育大学 (3年ぶり10回目)

 「どこからでも点を取れる」と自信を持つ攻撃力が最大の武器だ。今季就任した青木竜監督は「プレーする選手も観客も面白いと感じるサッカーを目指している」と言い切る。
 その象徴がFWからセンターバックにコンバートしたDF坂田。最後尾から攻め上がり、高い打点のヘディングでゴールを奪う。ツートップのFW米良、大山は連係が巧み。左の下坂、右の粕川の両サイドバックは身体能力が高く、パンチ力のあるシュートを放つ。
 多彩な攻撃を引き出すのは、ボランチの福田と中原。青木監督が「大学生では全国トップレベル」と評する強力コンビだ。J1鳥栖の特別指定選手である福田は、攻守のバランスを取るチームの要。中原は展開力と得点感覚に優れる。
 8月の全日本大学トーナメントで19年ぶりに4強入りし、波に乗る。天皇杯出場は3年ぶり。代田主将は「自分たちの攻撃サッカーがどこまで通用するか試す大会にしたい」と意気込んでいる。

  (南日本新聞)

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