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奈良クラブ(2年ぶり13回目)

 奈良県予選決勝で奈良クラブは2―0で天理大を下して、2年ぶり13度目の本大会出場を果たした。同チームは昨年の決勝で、関西サッカーリーグ1部に所属するポルベニル飛鳥に0―1で惜敗し天皇杯への出場権を逃した。それだけに、就任2年目のスペイン人、フリアン・マリン・バサロ監督は「トロフィーが取れてうれしい。天皇杯初戦に向けしっかり準備したい」と話す。

 大幅にメンバーが入れ替わった昨年、フリアン監督が取り組んだのは、2人のセンターバックとボランチを中心とした守備の整備。さらに両サイドバックが高い位置を取る攻撃的なスタイルの構築だった。

 失点が減り、JFL全32試合で13試合を引き分けた。ただ、得点力不足が勝ち星につながらず、今季はFWの浅川隼人をロアッソ熊本から、金子昌広をツエーゲン金沢から補強。課題解消に取り組みながらJリーグ昇格を目指している。

 

(奈良新聞)

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