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札幌大学(2年ぶり25回目)

 北海道代表決定戦決勝で、社会人の北海道リーグ5連覇中の王者を1-0で下し出場権を獲得。大番狂わせにも思えるが、元コンサドーレ札幌の河端和哉監督は「勝つべくして勝った。それでもまだ積み上げている段階」。確かな実力が備わっている一方、伸びしろも十分な学生チームだ。

 代表決定戦は2試合とも完封勝ち。FW向井ひな太、MF小笠原大将の前線2選手を含め、全員が強度の高い献身的な守備を見せた。ただ、河端監督が「こういうサッカーをしたいというのはない」というように、守りのチームというよりは、相手に合わせて臨機応変に対応する戦い方を目指している。

 代表決定後、河端監督は「選手たちが喜んでくれない」と苦笑い。山内陸主将とGK国田柊平は「北海道優勝は最終目標ではない」と口をそろえた。上を目指す貪欲な姿勢も大きな武器。強豪ひしめく全国大会でも勝利をつかみに行く。

 

(北海道新聞)

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