
鹿児島ユナイテッドFC(2年ぶり7回目)

今季就任したアーサー・パパス監督の下、攻撃的サッカーに磨きをかける。ハードワークを信条とし、パパス監督は「勝つことも大事だが、どのように勝つかも大事」とこだわりが強い。
ボールを長く支配し、長短織り交ぜたパスで主導権を握る。GKを含めた最終ラインから丁寧に組み立て、絶対的な信頼のある砂森和也主将と運動量豊富なフォゲッチの両サイドバックが果敢に攻撃参加。スピードと決定力を備えたFW米澤令衣らがゴールに迫る。野嶽惇也・寛也兄弟、最年長の酒本憲幸にも注目だ。
守備陣は好セーブの光るGK大西勝悟がけん引する。センターバックの田辺圭佑はボランチの経験を生かした展開力が魅力。コンビを組むウェズレイ・ロドリゲスは体が強く、182センチの長身はセットプレーでも頼りになる存在だ。
(南日本新聞)
