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ヴァンラーレ八戸(2年ぶり9回目)

 今季は総勢15人の新戦力が加入し、成績が低迷した昨季から体制を一新した。さらに2018年にチームをJ3昇格に導いた葛野昌宏氏が監督に復帰。「守備からリズムをつくるサッカー」を掲げ、リーグ戦を戦っている。

 青森県予選決勝では3月のプレシーズンマッチで大敗したJFLラインメール青森を相手に2─0で完勝し、Jチームの意地を見せた。チームの要は、今季全試合スタメンの前主将・近石哲平らDF陣。直近の2試合は組織的な守備が光り、ともに無失点と波に乗る。攻撃面では昨季10得点のFW上形洋介に加え、前線での競り合いに強い新加入組・FW島田拓海も高い得点力を誇る。

 前回出場した19年大会では、2回戦でJ1松本(当時)を逆転で破るなど、大舞台で勝負強さを発揮した。葛野監督は「しっかり準備し、(2回戦で当たる)J1横浜FCに挑戦したい」と語り、「大物食い」に向け闘志をむき出しにしている。

 

(東奥日報)

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