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流通経済大学(2年ぶり11回目)

 茨城県予選決勝は延長戦の末、前回覇者の筑波大を3―2で下した。リードして迎えた後半に2失点し不安定さを露呈したが、前がかりになったときの得点力は抜群だった。

 昨季コーチだった曺貴裁氏(J2京都監督)が植え付けたハードワークは健在だ。前線からの連動したプレスでボールを追い、相手のパスワークを封じる。攻撃に転じれば運動量のあるサイドバックが駆け上がって敵陣に押し込む。テンポの速い試合展開に持ち込むのが理想形だ。

 MF安居海渡はボール奪取能力が高く、MF菊地泰智は長短のパスで攻撃を組み立てる。FW満田誠は裏への飛び出しでゴールに迫っていく。

 すでに7人がJ1クラブへの加入内定が発表され、大学サッカー界を引っ張る存在だ。大会の目玉にもなりうるチームは、J3のYS横浜(神奈川)に勝てば、2回戦でJ1鹿島とぶつかる。満田は「プロ相手に実力を示したい」と大舞台を心待ちにしている。

 

(茨城新聞)

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