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松江シティFC(6年連続7回目)

 最後まで運動量を落とすことなく走り続け、6年連続で天皇杯出場を決めた。今季から指揮を執る実信憲明監督の下、ボールを保持して主導権を握るサッカーに球際の強さとハードワークが加わった。

 2018年の中国リーグで得点王だったエースのFW酒井達磨の存在が心強い。19年は左膝のけがでリーグ戦序盤に離脱。復帰した今季リーグ戦は9月7日現在、5試合で3得点と存在感が光る。スピードのほか、体の強さを生かしたボールキープでためができ、攻撃の幅が広がった。

 新加入11人のうちJ経験者は7人。特に中盤は技術力のある選手を補強し、厚みが増した。両サイドMFの菅本岳、泉宗太郎は突破力があり、攻撃の起点になる。昨季までは相手プレスに慌てる場面があったが、キープ力があり視野の広いボランチの垣根拓也が加入し、落ち着いた。

 Jクラブと対戦できる準々決勝を見据え、走り続ける。

 

(山陰中央新報)

天皇杯サッカー