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ソニー仙台FC(2年ぶり21回目)

 5年連続同じ顔ぶれとなった宮城県代表決定戦。ソニー仙台はJFLの貫禄を見せて仙台大を退け、2年ぶりに代表の座を奪還した。

 チームOBでもある中村元氏が監督に就いて2季目。「どんな試合でも常にタフに戦う」という若き指揮官の下、豊富な運動量を基盤に攻守で常に仕掛け続けるサッカーを目指す。

 代表決定戦は象徴的な戦いぶりだった。Jユース出身の個人技自慢がずらりとそろう仙台大に対し、粘り強い守備で自由を許さない。2―0の完勝だった。

 新型コロナウイルスの影響で活動休止期間が続いたが、主将の荻原健太は「選手それぞれが自分を磨くことができた」と振り返る。Jリーグ勢が準々決勝まで出てこない変則日程の天皇杯。「勝ち進めるチャンスは大きい。ソニー仙台の名前を多くの人に知ってもらえるチャンス」と荻原。上位を目指して走り抜く。

 

(河北新報)

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