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猿田興業(初出場)

 天皇杯本戦は初の挑戦。秋田県予選決勝はノースアジア大を2―1で振り切った。若く勢いのある大学生を相手に、豊富な試合経験を生かした冷静な試合運びが光った。

 相手の出方を見極めて臨機応変に陣形を変え、スルーパスや混戦からシュートを決めて前半で2点をリード。足が止まった後半に1点を返され、なおも押し込まれたが耐え抜いた。

 仕事との両立が大前提で、全体練習は週2日。監督を務めるDF斉藤智一は「『限られた時間で効率よく』をテーマに取り組む」と語る。メンバーが14人と少なく、全員サッカーが身上。東北社会人リーグ1部でもまれて得た経験値と技を武器に、1回戦でJFLのソニー仙台に挑む。

 

(秋田魁新報)

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