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奈良クラブ(12年連続12回目)

 奈良県予選決勝から登場した奈良クラブは、今季から関西社会人1部リーグに昇格して勢いに乗るポルベニル飛鳥に押され、延長でも決着がつかずPK戦を制して本大会出場を決めた。

 今季から守備陣にJリーグでも活躍した190センチのベテランDF・金聖基、JFLでの経験が豊富な寺島はるひらが加わり安定感が増した。

 中盤は豊富な運動量で得点に絡む水谷侑暉が加入。テクニシャンの菅野哲也とFW島田拓海との連けいが強化され得点力の向上が期待されている。

 2年連続でリーグ全30試合に出場したGK・藤吉皆二朗の負担軽減が今季の課題だったが、上田智輝が成長。真田幸太が湘南ベルマーレから加わり不安を解消した。 

 チームは「球際が激しくなり、よく走る」と林舞輝監督が手応えをつかめば、中村謙吾主将は「ミスを恐れずチャレンジできるのが今のチーム」と話す。昨年は立命館大にまさかの初戦敗退。同じ轍は踏まないと気持ちを引き締める。

 

(奈良新聞)

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